日々是だいやす
桜
通勤の途中に、一本の河津桜が。
その木は、地下通路のトンネルを抜けると
すぐのところにたたずんでいて。
ちょうどお花が咲きだすころからか、
トンネル中に香りが漂いだします。
桜って、そんなに強い香りを放つ
お花というかんじではないと思うので、
たぶん同じ時期に咲いている
別のお花の香りなのだろうなぁと
あたりをきょろきょろしてしまうのですが、
この匂いをかぐと
そろそろあちこちの桜も咲きだすころ
なのかなぁと、おもいます。
あちこちで、ソメイヨシノの開花が
はじまるそのころ、この河津桜は
すでに葉っぱをはやしています。
バタバタとむすめたちを保育園に
送り出したそのあと、この河津桜に
ひそかに癒されているのでした。