スタッフブログ

歌川国芳の半幅帯

歌川国芳の半幅帯。

歌川国芳 の浮世絵『朝比奈小人嶋遊』は
「あさひなこびとじまあそび」と読みます。

ムチムチの巨大なおじさんは、
鎌倉時代に実在した武将・朝比奈三郎義秀をもとに生まれた豪傑キャラクター。

よく見ると、地面には小さな小人の大名行列が!
楽しそうに眺めている姿は、まるでガリバー旅行記みたい。

でもこの浮世絵。

ただのユーモラスな物語絵、というだけではないとも言われています。

描かれたのは、表現が厳しく制限されていた江戸後期。
ストレートな権力批判はできない時代です。

だからこそ、物語のかたちを借りて描かれた
“匂わせ風刺”なのでは?という見方も。

風刺とは、
「これを批判しています!」とはっきり示すもの。

けれど歌川国芳はひねりを効かせ、

「あなたはどう読む?」

と、観る側それぞれに委ねます。

だから今でも議論になるし、
何度見ても飽きない。

そう思うと、この帯も
ただ可愛いだけじゃない気がしてくるのです。

こちらの着物と半幅帯は店頭でご覧いただけます。

だいやす

〒600-8494 京都市下京区四条通西洞院西入傘鉾町41
阪急京都線 大宮駅より徒歩5分 地下鉄 四条駅より徒歩7分 市バス 四条堀川より徒歩2分、四条西洞院より徒歩1分