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はじめて帯を染める

先日、カラスノエンドウ染めで 絞り染めした生地に、 型染めと墨描きで柄をつけました。 なんとなく、チャンチン染めの ような雰囲気が出せたらと思ったのと、 モリスのいちご泥棒の柄に 憧れがあったのとで、 点々だらけのすずめの柄に。 こんな、点々だらけの図案を カッター一本で彫るなんて無理だと おもい、伊勢型紙のお店で ‘丸キリ’というお道具を買いました。 わたしが選んだのは、直径1.2mmの7号という サイズでしたが、0.1mm~0.2mm刻みで たくさんのサイズがありました。 この、丸い口先で、くるっと回して くり抜く感じです。 これが、とても楽しい! きれいな、小さな丸がみるみるまに 切り抜かれていきます。 くり抜かれた丸は、この穴から 出てきます。 型紙に紗張りをして、糊を置いて… 色挿しして…(染料を炊いているところ) 蒸して水元して… 染めは完成! すずめに、カラスノエンドウに お庭のイワダレソウに てんとうむし… 身近なものばかりを描きました。 胴の柄は、帯留めに実とか 虫とかをつけたら、 鳥さんがついばんでいるように 見える位置に配置しました。 が、芋虫の帯留めなんて あるのかなぁ? 糸目っぽいデザインなので、 いつもより、防染力強めの糊に つくったのと、生地が厚く凹凸もあるので ぼかしの足ががさがさとどうしてもきれいに いきませんでしたが、そこもまた 味わいなのかと諦めました。 芯を入れて帯の形に 仕上げるのもまた、たのしみです。

だいやす

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