日々是だいやすスタッフブログ
二人の作家さんを読みました。
それぞれに特徴のある作風で面白かったです。
この4冊も、読むことも二回目ですが、
強烈に印象に残っている短編は
何年か越しでも覚えていましたね。
本多孝好の『MISSING』、お気に入りです。
▲"生"の隣には"死"。
最近の痛ましい交通事故のニュースを見ると、
ある日、自分には起こると思っていなかった事に
巻き込まれて、人生が断たれます。
この本を読むことで、
生死が紙一重だということを考えさせられます。
▲群ようこの世界が、まるで自分のことを
書いてくれているのではないかと
思ってしまうんです。
余りにも自分の今にあてはまるというか、
年齢的にも周囲によくある問題が書かれていて、
楽しく読みました。